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冠婚葬祭ということばがあります。加冠、結婚、葬儀とその後の祭りは、ことに厳粛に行い、人生の節、けじめとしての意義を大切にしてきました。
- 結納から結婚
- 結婚式を人の見る前でするものではないという意味が含まれています。
- 三カの祝儀
- 三カの祝儀とは、第一に懐胎の帯の祝、第二に誕生の祝、第三に忌明けの祝、の三つの祝儀を云います。
喰初の祝
- 現在では生まれて百十日目に、色直しと喰初の祝をする。武家では色のある小袖を着せた事から「色直し」といい、喰初にもこの色のある小袖を着せる。喰初は子供の健康と幸せを祈る行事である。
- 髪置の祝
- 数え年三歳になると、生まれてからの胎髪を除き、髪の毛を伸ばし始める髪置きの祝で一陽来福、満月の十一月十五日と定められていました。十一月十五日と定められていました。
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- 袴着の祝
- 男子五歳のときの吉月良辰を撰び、子孫繁栄して寿命長久の人を因みの親に依頼して、碁盤の上で袴の腰を当て紐を結ぶ儀式です。
- 帯直しの祝
- 女子七歳の十一月十五日に行い、付け紐を取り除いて帯とするところから帯解の祝といいます。帯親には目出度い女人にお願いをします。
- 元服式
- 元は頭で、服は着ることです。頭にはじめて冠を着けることで、この日より社会人としての地位と役割を与えられる日で、今日の成人式です。一片が一尺二寸の五角形の柳の台の上で因みの親より加冠が行われます。
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