袴着は古くは男子7歳のとき着初めといいましたが、現在では5歳の年に行われています。因みの親には子孫繁昌にして、寿命長久な人を頼み、袴の腰をあてさせ、紐を結んだものです。小人は紐付きの着物で出て碁盤に乗り吉方に向かい、紋服等に着替え角帯を締め袴をはかせます。袴は因みの親が腰をあてさせ、紐を結びます。
この日から、自分で袴を穿けるようになるというけじめの儀式です。
碁盤の上で着替えている様子。
因の親が袴の紐を結ぶ様子。