帯直しは女子7歳の11月15日に行います。つけ紐を除いて帯をする所から帯解きの祝いともいわれます。帯親には目出度い女の人を頼みます。帯は帯の親より贈られる、白地一筋、紅梅一筋または色は好みの物二筋、模様は宝づくし、鶴亀等のお目出度い物を縫い織りにし、常の帯より細くし(厚板の付け帯とくけ帯とする)たものです。
 帯の親は小人に小袖を着せ、帯を取り二重回して後ろで両締めに結びます。この日から一人で帯が結べるようになっていくというけじめの儀式です。
つけ紐から帯に着替える様子。 帯の親が帯を締める様子。