明治になり、身分制度が撤廃され四民平等の時代となりました。一般的な行動基準が新たに必要となり、二十八代清務は東京女子師範学校、華族女学校にて礼法教育の指導をするようになりました。女性は、いずれ子どもを育てるようになるため、女学生に礼法教育をすることが礼法の普及に最適であると考えたためです。また、こういった学校に通う学生は全国から来ており、卒業生は地元に戻り礼法の普及に努めたため、小笠原流礼法は全国に広まりました。明治15年には、東京府知事の命により各学校へ礼法科目の設置につき教師への礼法指導書を作成しました。 現在では、以下の学校にて小笠原流礼法を取り入れています。
当流の礼法を学校教育に取り入れている学校を紹介いたします。 |
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通年授業 | ||||
小学校 | 光華小学校 | |||
中学校 | 香蘭女学校 | |||
京都光華中学校 | ||||
東京女子学院 | ||||
共立女子中学高等学校 | ||||
共立女子第二中学校 | ||||
カリタス女子中学高等学校 | ||||
高等学校 | 京都光華高等学校 | |||
好文学園女子高等学校 | ||||
東京女子学院 | ||||
大成女子高等学校 | ||||
大学 | 大正大学 | |||
皇学館大学 | ||||
短期講座 | ||||
中学校 | 日本女子大学附属中学校 | |||
高等学校 | 共立女子中学高等学校 | |||
共立女子第二高等学校 | ||||
カリタス女子中学高等学校 |